委員会資料
第35回JPドメイン名諮問委員会議事録
株式会社日本レジストリサービス 第35回JPドメイン名諮問委員会 議事録
1. 日 時: 2010年12月16日(木) 15:30 ~ 16:10
2. 場 所: 株式会社日本レジストリサービス内 会議室
東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館13F
3. 出 席 者: 後藤滋樹 委員長
松本恒雄 副委員長
遠藤紘一 委員
林一司 委員
原隆一 委員
唯根妙子 委員
4. 同 席 者: 堀田博文 (JPRS 取締役)
濱川渡 (JPRS 取締役)
松丸真紀子(JPRS 事務局)
藤井清吾 (JPRS 事務局)
栗林秀幸 (JPRS 事務局)
5. 次 第:
1. 開会
2. 議題
(1) 諮問書 「地域型JPドメイン名の再構築について」への答申書(案)
(JPRS-ADVRPT-2010001)についてのご議論
(2) 諮問書 「第6期JPドメイン名諮問委員会委員の選任方法について」
への答申書(JPRS-ADVRPT-2010002)についてのご議論
(3) その他
3. 閉会
6. 資 料:
資料1 JPドメイン名諮問委員会 委員一覧
資料2 答申書(案)「地域型JPドメイン名の再構築について」
(JPRS-ADVRPT-2010001)
資料3 答申書(案)「第6期JPドメイン名諮問委員会委員の選任方法につい
て」(JPRS-ADVRPT-2010002)
参考資料1 諮問書「地域型JPドメイン名の再構築について」
(JPRS-ADV-2010001)
参考資料2 答申骨子
参考資料3 諮問書「第6期JPドメイン名諮問委員会委員の選任方法」
(JPRS-ADV-2010002)
参考資料4 JPドメイン名諮問委員会規則
7.議 事:(◎は委員長、○は委員、●はJPRS取締役および事務局の発言)
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<開 会>
《開会の挨拶》
《出席状況の報告》
●本日の委員会には、後藤滋樹委員長、松本恒雄副委員長、遠藤紘一委員、
林一司委員、原隆一委員、唯根妙子委員、以上6名の出席をいただいている。従っ
て、JPドメイン名諮問委員会規則第13条に規定されている、開催に必要な定足数
の「全委員の過半数」を満たしていることを報告する。
本日、JPRSからは堀田博文、濱川渡、松丸真紀子、松丸真紀子、藤井清吾、
栗林秀幸が同席する。
<議題(1) 諮問書 「地域型JPドメイン名の再構築について」への答申書(案)
(JPRS-ADVRPT-2010001)についてのご議論>
◎8月25日に開催された第33回委員会のなかで、地域型JPドメイン名の再構築に
ついて諮問書を提出いただいた。今回は、前回の議論を踏まえて、答申骨子を確
定させ、それに基づき事務局にて答申書(案)を作成いただいた。本日は、答申書
(案)について委員の皆様に議論いただきたい。
答申書(案)について、事務局より説明をお願いしたい。
[事務局より資料について説明]
- 資料2 答申書(案)
○主文にある「1. 従来の形式による地域型JPドメイン名の新規登録は停止する。」
という部分だが、再構築後の地域型JPドメイン名空間への新規登録を開始するこ
とを明示した方がよいと思う。
○一般の利用者は、汎用JPドメイン名と再構築後の地域型JPドメイン名との区別
がつきにくいので、地域型JPドメイン名の特徴などを伝えることについて言及す
るとよいと思う。
◎主文にある「「都道府県名ラベル~空間に再構築する」という方向で検討を進
める」という部分は表現として弱く、再構築をする/しないという点を明確にし
た方がよいと思う。
◎答申書に書くことではないが、再構築後の地域型JPドメイン名空間への新規登
録の開始はいつ頃か。
●サービスや規則などの検討、指定事業者側での準備などを踏まえると、2012年
の早い時期になるのではないかと思う。
○再構築後の地域型JPドメイン名は、観光に携わる業者に使ってもらえるのでは
ないか。
◎事例が出てくるとよいと思う。それを広報していくと利用が広がっていくので
はないか。
○地域型JPドメイン名の再構築は、地域の発展に寄与するということが目的だが、
ある地域の地域型JPドメイン名をその地域に住んでない個人や組織が登録すると、
その目的に反するのではないか。
●地域型JPドメイン名再構築検討部会(以下、検討部会)で行ったアンケートや
検討部会の委員の意見としては、地域に所在することに限らず、地域外の個人や
組織も、その地域に結びついた活動を行うために地域型JPドメイン名を使いたい
という意見があった。登録を限定するとそういったニーズが満たされなくなると
いう部分がある。
○地域外の個人や組織が登録した地域型JPドメイン名に対して、その地域に住む
個人や組織が使いたいという場合はどうするのか。
○実際は使わないにも関わらず登録しておき、高額で売りつけるというものは、
サイバースクワッティングの話であり、本件特有の問題ではないと思う。
○本件はサイバースクワッティングが起こりやすいのではないか。
●それに対しては、登録を開始する際に、優先登録期間を設け、その地域に住所
を持つ人を優先するといった対応が一案かもしれないが利害得失がある。注意喚
起を行うことも考えられる。
○日本以外の国の個人や組織も地域型JPドメイン名を登録することができるのか。
●JPドメイン名は、ローカルプレゼンスがあり、地域型JPドメイン名もそのルー
ルに則ることになる。
○海外に住んでいる日本人は登録できないのか。
●登録できない。
◎ローカルプレゼンスがあることによって、JPドメイン名が安全という面がある
と思う。
◎本日の議論を反映した答申書の文案を事務局で作成してほしい。その後、委員
の皆様にメールで確認いただくことにしたい。また、本件について何か動きなど
あれば随時報告いただきたい。
<議題(2) 諮問書 「第6期JPドメイン名諮問委員会委員の選任方法について」
への答申書(JPRS-ADVRPT-2010002)についてのご議論>
◎前回の委員会の中でJPRSより諮問書を提出いただき、委員の皆様に議論いただ
いた。前回の議論を踏まえて、事務局にて答申書(案)を作成いただいた。本日は、
答申書(案)について委員の皆様に議論いただきたい。
答申書(案)について、事務局より説明をお願いしたい。
[事務局より資料について説明]
- 資料3 答申書(案)
◎答申書を本日12月16日付で確定する。答申書の内容に基づいて、来年2月頃に
予定している委員会までに委員候補者の調整を進め、委員会よりJPRSへ委員候補
者の6名を推薦することになると思う。事務局で取りまとめをお願いしたい。
<議題(3) その他>
《今後の予定について》
◎次回の諮問委員会については、2011年2月頃に第36回の委員会を開催し、第6期
委員の推薦案を確認いただくことになると思う。具体的な日程については、事務
局から相談する。以上をもって、第35回諮問委員会を閉会とする。
<閉会>
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