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JPRSがデジタル協力に関するハイレベルパネル(High-level Panel on Digital Cooperation:HLPDC)に対し意見を提出

2019/10/02

2019年9月30日、JPRSは国連の「デジタル協力に関するハイレベルパネル(High-level Panel on Digital Cooperation:HLPDC)」が公開した報告書[*1]への意見募集に対し、意見を提出しました。

HLPDCとは、デジタル技術の進展に比べて現状の国際協力の方法や水準が不十分であるという課題への対策を検討するため、2018年7月にAntonio Guterres国連事務総長により設置されたパネルです。1年の検討を経て、2019年6月に同パネルの検討結果報告書が公開されました。

同報告書は、2019年11月にドイツのベルリンにて開催予定の第14回IGFにおいて議論対象となる予定であり、その議論への事前インプットとして、同報告書への意見募集が行われていたものです。

JPRSは、設立当初よりインターネットは民間主導でオープンかつボトムアップなマルチステークホルダーモデルの下、推進されることを支持しています。このような立場から、今回のコメント募集に対して以下の意見を提出しました。


JPRSが提出した意見(日本語参考訳)

タイトル:
JPRSは、マルチステークホルダー参加でのソフトガバナンスをサポートする

本文:
賛意を表する。

ネットワーク化されたデジタル社会の原動力であるインターネット及び技術そのものの、そしてその上での許可なきイノベーションは、すべての利害関係者が自らの活動と社会に価値をもたらしてきた。極端な、硬直した、拙速な規制は将来のイノベーションを減速させ、場合によっては不可能にしてしまう可能性がある。
このような状況を回避するために、「ソフトガバナンスメカニズム」のメカニズムに関し、オープンでボトムアップのマルチステークホルダーにより、プロセスを作り出し実装していくことを支持する。

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)


■参考

Report of the UN Secretary-General's High-level Panel on Digital Cooperation
https://www.intgovforum.org/multilingual/content/report-of-the-un-secretary-general%E2%80%99s-%E2%80%8Ehigh-level-panel-on-digital-cooperation

*1. Report of the High-level Panel
https://digitalcooperation.org/

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